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馬主に突如訪れた緊急速報!サドンブレイキングニュース、実はセン馬ではなかった!

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セン馬だと思われていた馬が、実はセン馬ではなかった。

この突如として訪れた究極の馬具変更の報告は、関係者と競馬ファンに驚かせた。

ケンタッキーダービーの5着馬で、ベルモントSに出走予定のサドンブレイキングニュース
関係者たちの間でも長らくセン馬だと信じられてきた同馬は、
実は体内に精巣を隠し持っている【Ridgling】(潜在精巣)であったのだ。

サドンブレーキングニュース
(画像作成:Photo Funia 背景画像引用元:Zimbio


サドンブレイキングニュースが隠し持っていた2つの玉の存在は、
ケンタッキーダービー後の薬物検査がきっかけとなって発覚した。
レース後に提出された尿検体が検査されたところ、サドンブレイキングニュースからは、
セン馬にしては異常なステロイド値が検出されたのである。

そこで、ためしに超音波検査が実施された結果、同馬はセン馬ではなく、
実際には精巣を体内に隠し持っている牡馬であることが判明した。


サドンブレイキングニュースは、2014年のキーンランドセプテンバーセールにて、
馬主のSamuel F Henderson氏が$72,000の値で落札。
その後、Henderson氏は同馬を去勢するように関係者に命じたが、
あるはずのところに玉が存在していないこともあって、サドンブレイキングニュースは、
すでに去勢されている馬だと間違って認識され続けた。
結果として、同馬に対して去勢手術が実際に施されることがなかったのだという。

調教師のDonnie Von Hemel氏によれば、これまでにサドンブレーキングニュースを
牡馬だと疑ったことは一度もなかったという。
同馬は、セン馬のような佇まいをしており、態度や行動もセン馬とほとんど変わらなかった。
そのため、「この馬が去勢されてなければなぁ」等とたまに言うことあった程に、
サドンブレイキングニュースがセン馬だと信じて疑ってこなかったという。

ついてる


Ridglingであった有名な馬の例としては、 オナーコードエーピーインディ
スルーオーゴールドファニーサイド等があげられる。
例から見てもわかる通り、同じRidglingでも生殖機能が残っていることがある。
そのため、サドンブレイキングニュースが実際には牡馬であったと判明したとき、
種牡馬入りする可能性も残されているともいわれていた。

しかし、同馬の場合は、存在している精巣が小さいうえに、
それが存在している場所は温度の高いところでもあった。
そのため、生殖機能を実際に有している可能性は低いとみられており、
セン馬であることを前提に考えられた同馬の予定は、今後も特に変わることはないとされている。

オナーコード
(画像:オナーコード(Honor Code) 画像引用元:Virginia Thoroughbred Association


また、新聞やレーシングプログラムによっては、牡馬を表す"C"oltと"H"orse、
セン馬を表す"G"elding、潜在精巣を表す"R"idglingの表記がそれぞれ分けられる。
そのため、"C"や"H"の代わりに"R"という表記が表れることがある。
この分類にもとづいて説明すると、サドンブレイキングニュースの場合は、
"G"だと思っていた馬が実は"R"だったということになる。
今後、もしかしたら同馬の性別欄に"R"という略称がつけられる日も来るかもしれない。

なお、余談ではあるが、あのスペルを間違えられた3冠馬アメリカンフェイローは、
2歳時に牡馬(Colt)ではなくRidglingだと間違えられた経歴がある。
様々なものを間違えられてきた同馬は、性別表記欄でもいろいろと勘違いされていたようだ。


馬名審査の際、ブレーキングニュースで受理されなかったことがきっかけで、
急遽馬名の頭に【サドン】が付け加えられて命名されたサドンブレーキングニュース
そんな同馬の関係者達には、馬名が示す通りに【突然の緊急速報】が本当に舞い降りたのであった。

参考資料


薬物検査の基準に疑惑が?


サドンブレーキングニュースの潜在精巣が、ケンタッキーダービー後の尿検査によって
明らかになったことで、薬物検査の有効性や基準の統一性に疑惑が生じることになった。

サドンブレイキングニュースは、ダービーに出走する以前に2つの地区の競馬場で活躍している。
3歳時にはオークローンパーク競馬場で、GⅢのサウスウェストSを制し、
GⅠのアーカンソーダービーでも連体。
2歳時にはレミントンパーク競馬場で、クレヴァートレヴァーSという準重賞を制している。
そのため、ダービーに出走する以前にも、同馬は複数回にわたって薬物検査を受けてきていた。

しかし、これらのレース後に行われた検査では、一度としてサドンブレイキングニュースから
セン馬にしては異常なホルモン数値が検出されることはなかった。
それゆえ、これまでの検査では異常な数値が見落とされてきたのではないかと、
レース後の検査に対して、疑いの声が一部で出てくるまでになった。

異常なし


もっとも、専門家によれば、通常の牡馬からセン馬みたいなホルモン量が検出されることは、
そこまで珍しいことではないという。
そのため、サドンブレイキングニュースの潜在精巣が発覚するのに時間がかかったのも、
特に不思議なこととは言えないのだそうだ。

まず、サドンブレイキングニュースの精巣は、馬体から非常に近いところに存在している。
馬体から離されていない分、同馬の精巣は通常の牡馬のそれよりも体温で熱せられる。
すると、ホルモンの生成機能が熱で阻害されることになるため、
通常の牡馬よりホルモンの生成量やスピードが遅くても不思議ではない。

また、サドンブレイキングニュースは5月生まれの馬であるため、
ダービーまでは十分に成長していなかった可能性も指摘できる。
通常の牡馬であったとしても、2歳時に低いテストステロン量が検出されるのは珍しいことではない。
ホルモンバランスに顕著な差が出始める時期は、大抵の場合3歳から4歳にかけてであるため、
3歳になるまでホルモン量の異常が判明しないのは、別段おかしいことでもないのである。

さらに、牝馬と同様、牡馬の発情も季節性のものである。
ケンタッキーダービーの発走時期である5月は、ちょうど繁殖時期と重なる。
そのため、ダービーの時期に急にホルモン量が増加したとしても、別におかしいことではない。

サドンブレイキングニュースの異常がダービーに至るまで察知されなかったのは、
様々な偶然が重なった結果であったと説明がつく。
ゆえに、レース後の検査手法や基準に不備があったとはいえないのである。

参考資料


最後に


アメリカのクラシック戦においては、馬名等を間違えられた馬が活躍しやすいというジンクスがある。
そのことから考えると、これまでずっと性別表記を間違えられてきたサドンブレイキングニュースは、
もしかしたらベルモントSで活躍する存在になるかもしれない。

日本の競馬ファンとしては、ラニを応援するついでに、
サドンブレイキングニュースにも注目してみるのも良いだろう。



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