リアル競馬ネタ

好メンバーに好実況、レベルの高かった日本ダービー2016

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今年の日本ダービーは良いレースであった。

皐月賞での上位五頭が、着順を入れ替える形でダービーでも掲示板を独占。
一部の変な競馬をした馬を別とすれば、今年のダービーは、
多くの観客が待ち望んでいたような熱戦であったといえるだろう。


そして、今年のダービーで特に目立ったのが、
競馬実況分析学(※1)の研究対象になるレース実況がなかったことだ。

(※1)競馬実況分析学

一般の競馬ファンには見えない現象もプロの実況者の目には映っていると仮定し、
競馬実況を分析することで競馬の謎を解明しようとする学問。

競馬実況分析学では、競馬実況にミスは存在しないとも仮定している(実況絶対説)。
そのため、競馬実況を言葉通りに分析及び検証するのが、
競馬の謎を解明する一番の近道であると主張されている。

2013年の日本ダービーでは、問題とされたA氏の実況を徹底的に分析。
高低差200mの坂(青嶋坂)をはじめとして、これまで明らかになっていなかった
東京競馬場の真の姿(東京競馬場A仮説)を導き出す功績を挙げた。


近年の日本ダービーは、特殊な競馬実況が見受けられやすいことから、
競馬実況分析学者達の間では【研究材料の宝庫】と形容されていた。

全てのホースマンの夢と呼ばれるダービーでは、道中で騎手があらゆる技術を駆使するため、
それらの特殊な技術が競馬実況に拾われる確率も高い。
そのため、2013年に提唱された【東京競馬場A仮説】を筆頭に、日本ダービーのレース実況は、
研究者達に様々な発見をもたらしてきたのである。




競馬実況分析学の研究対象としては、最も有名なF局の2013年日本ダービー実況。
高低差200mの坂と、その急勾配が生み出すスタート直後の危険な下り坂(勝負の一コーナー)、
直線で突如乱入する犬など、東京競馬場の真のおそろしさが公になるきっかけとなった。




N局の2013年ダービー実況。
一般の競馬ファンの目にはキズナが追い込んできているシーンが映っているのに、
実況では「キズナは伸びてこない」と明言されて話題となったレース。
この実況がきっかけとなり、馬の位置と実況の視界から青嶋坂の角度を割り出す研究や、
【並行世界競馬混在説】(※2)なる新たな仮説にもとづく研究が盛んになった。
(※2)並行世界競馬混在説

プロの競馬実況の目には、稀に結果の異なる並行世界の競馬の光景が映るとする仮説。
この仮説にもとづけば、全ての異様な実況は、ミスではなく並行世界の事象を述べた扱いになる。
そのため、競馬実況分析学の軸である実況絶対説とは相性が非常に良い。

たとえば、2016年の天皇賞(春)でカレンミロティックを勝ち馬と断言したN局の実況は、
一般的にはただの実況ミスだと考えられており、実況絶対説を否定しかねないものであった。

しかし、並行世界競馬混在説にもとづけば、カレンミロティックキタサンブラックを差し切った
並行世界が存在し、その並行世界の光景が実況者の目に偶然映ったと解される。
すなわち、N局の実況は、並行世界の事象をそのまま述べただけという扱いになるため、
実況ミスではないと結論付けられる。



F局の2015年ダービー実況。
直線で突如発せられた「タンタアレグリア蛯名ぁ!」の実況が話題を集めた。
競馬実況分析学の世界では、直線に潜む犬がタンタアレグリアに襲い掛かって実況が驚いた説、
タンタアレグリアが先頭に立った並行世界の競馬が存在していた説、
高低差200mの坂の角度が影響して距離感を失っていた説等で、実況の解釈が分かれている。
ただ、これらの解釈については、今のところ明確な決着はついていない。



2015年ダービーの英語実況。
ところどころミュゼ冠の馬2頭の位置が入れ替わっていたり、
最後の直線でサトノ冠の2、3着馬が一時的にトーセン冠に変わったことが話題を集めた。

この実況の解釈としては、スイッチやポゼッションといった技術を実況した説が有力とされるが、
トーセン勢がサトノ勢を応援する理由が明確でないこともあり、
今のところ解釈をめぐる争いに明確な決着はついていない。

有力説の他には、高低差200mの坂の影響でサトノの勝負服がトーセンの勝負服の
色合いに見えたという説や、サトノ冠の2頭がトーセン冠であった並行世界が
存在する説などが提唱されている。


しかし、今年の日本ダービーは期待されていたような「研究材料の宝庫」とはならなかった。

F局、N局、英語実況、ラジオのいずれに競馬実況においても、
競馬実況分析学者たちは、新たな事実を見つけることができなかったのである。


(F局の実況)


(N局の実況)


(英語実況)


(公式の実況)

「ダービー実況で分析すべきものが見つからないのは久々です」。

競馬実況分析学の最大派閥である青嶋坂学会に所属するZ氏も、
ダービーで新発見がなかったことに驚きを隠せない様子だ。

「おそらく、半端な小細工が通用しないほど、馬のレベルが高い世代なのでしょう」。

実況と一般競馬ファンのレース認識が一致するという久々のダービーを前にして、
Z氏は、道中でどんな技術を使ったとしても着順が変わらない程に、
各出走馬のレベルが高かったという結論に至ったようだ。


朝日杯FSにおける歴代最高のレーシングポストレートを記録したリオンディーズをはじめとして、
2歳時からやたらとハイレベルな世代と目されていた現3歳勢。
どうやら、これらの3歳馬達のレベルは、評判通り相当に高かったみたいだ。


※この記事はフィクションです。
 実在の人物や団体などとは関係ありません。



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