リアル競馬ネタ

競走馬診療の未来を変えるか!?新技術、Equimagine(エクイマジン)

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競走馬の検査をするのは一苦労だ。

分厚い筋肉がついた馬体に、じっとしていられない荒い気性。
大きすぎる馬体は検査用の器具に納まりきらず、
ひとたび暴れてしまえば体内画像を撮ることすらできない。
脚のMRI画像を撮るだけならまだしも、競走馬の全身をくまなく検査するのは骨が折れる

ならばと麻酔を使ってしまえば、人馬共に負担が大きくなってしまう。
麻酔を使用した馬の検査は、獣医の手間を増やし、馬主が支払うコストを高くする。
馬からしてみても、体が大きい割に皮膚が薄いこともあり、長時間寝た体勢で過ごすのは危険が伴う。
最悪の場合、馬が死に至るほどのダメージを受けることだってあるのだ。

CT拒否

なんとか麻酔を使わずに、立ったままの馬の全身を検査する方法はないのか・・・。
長年の間、人々は考え続けてきた。

そして、考え抜いた末に、ついに一つの技術にたどり着いた。

その技術というのが、エクイマジン(Equimagine)。
12月にアメリカ・ラスベガス州で開かれたアメリカ馬医者協会会議でお披露目された
最新鋭のロボットアーム型CTスキャン設備だ。

イメージ図

エクイマジンは、Universal Medical Systems, Inc. Equine 4DDIが開発した設備である。
2本から4本のロボットアームを駆使することで、馬体のCT画像を様々な角度からくまなく撮影。
馬を立たせたままの状態でのCT撮影を可能にしただけでなく、
5から15秒ほどの短い時間で、正確なCT画像を取得することもできる優れものだ。

しかも、エクイマジンは従来のCTスキャンとは違い、
トレッドミルをこなす馬のCT画像も撮影できるといわれているうえに、
撮影対象のサイズに合わせてアームを調整することもできる。
その気になれば、犬のような小さい動物を撮影することも可能である。
まさしく、これまで課題とされてきた馬のCT撮影の諸問題を解決したうえで、
馬関連の研究の幅をも広げる設備といえるであろう。

ちなみに、製作企業のウェブページによると、
エクイマジンの価格は、ロボットアーム2本型が$425,000で、4本型が$895,000だとのこと。
まだ開発されたばかりということもあって、
生半可な血統の競走馬よりも遥かに高い価格設定になっているようだ。


なお、この今までありそうでなかったロボットアームを利用したCT設備は、
ペンシルバニア獣医大学のNew Bolton Centerなどですでに導入されている。
そのため、エクイマジンが多くの国に広まるのも、時間の問題といえるかもしれない。


馬を立たせたままで、正確な馬体内画像を取得する。
馬体検査の課題を乗り越えにかかったエクイマジンの登場によって、
競走馬診療の未来にも変化が訪れるのかどうか。
今後の推移を見守りたいところである。

参考資料




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