日本馬・騎手遠征レース関連

勝ち馬は「マグノリアン」カーン!?コーフィールドC結果

 ←本日発走、コーフィールドC! フェイムゲームとホッコーブレーヴ出陣! →アメリカの競馬雑誌等から見る、秋華賞に隠されし真実
先日17日、オーストラリアのコーフィールド競馬場でコーフィールドCが行われた。
コーフィールドCは、芝2400mの距離で行われるGⅠのハンデ戦。
創設以来100年以上の歴史を持つレースで、メルボルンCの前哨戦としても知られている。

今年はそのコーフィールドCに国内外から集まった18頭が出走。
日本からもフェイムゲームホッコーブレーヴの2頭が出走していた。



そのような18頭の中、今年のコーフィールドCを制したのは1番人気のモンゴリアンカーン
ニュージーランドオーストラリア両国のダービーを制したニュージーランド調教馬で、
2400mでは未だ無敗という成績を誇る馬であった。

レースではモンゴリアンカーンは中団の位置取りから競馬を進めた。
そして、直線手前で外目から早々に仕掛けて先頭に立ち、
そのまま後続の追撃を振り切ってレースを制した。

2着には、最後内から差を詰めてきたゴールドカップ馬のトリップトゥパリスが入線。
直線ではいい勢いで追い込んできたが、あと一歩モンゴリアンカーンに及ばなかった。

3着は、元ドイツ馬のアワアイヴァンホウ
直線手前からモンゴリアンカーン相手に食い下がっていったが、
最後は失速してトリップトゥパリスにも差される結果に終わった。


一方、日本から遠征したフェイムゲームホッコーブレーヴはそれぞれ6着と10着で入線。
特に勝ち負けに絡むこともなくレースを終えた。

ただ、フェイムゲームのほうは6着に終わりながらも、
最後の直線で最後方から11頭を抜き去るというパフォーマンスを披露。
馬群をぬいながらの最後の追い上げが評価され、
メルボルンCの前売りで1番人気に推されるまでになった。

無茶な位置からの追い込みで6着になり1番人気に推されるまでの過程は、
まるで昨年の凱旋門賞のハープスターであった。

勝ったのはモンゴリアンではなく・・・、マグノリアンカーン!?


マグノリアンカーン、先頭!」
「コーフィールドCを制したのはマグノリアンカーン!」

レース中、オーストラリアの競馬ファンは衝撃を受けていた。
1番人気のモンゴリアンカーンの代わりに、得体のしれない馬がコーフィールドCに出走していたからだ。

実はコーフィールドCでGreg Miles氏が行ったレース実況によれば、
レースを制した馬はモンゴリアンカーンではない。
マグノ」リアンカーンという、どことなく「モンゴ」リアンカーンに似ているけれど、
レースの出走表に存在すらしない幻の馬であったのだ。



レース動画の音声をよく聞けば分かると思うが、
実況のMiles氏はたびたびモンゴリアンカーンの馬名を間違えて発音していた。
ゲート入りからゴールに至るまで、同馬のことをマグノリアンカーンと呼んでいたのである。

特に直線での実況が一番傑作であった。
直線でMiles氏は5回ほどモンゴリアンカーンの馬名を実況していたのだが、
その5回すべてにおいてマグノリアンカーンという謎の馬が出現している。
いったい、本物のモンゴリアンカーンはどこへ消えたというのだろうか。

なお、オーストラリアの競馬ファンは、
このマグノリアンカーン連呼実況を「コーフィールドC史上最低の実況」などと酷評。
ツイッター上などを筆頭に、ネット上の様々な場所でこの実況がネタにされたという。
◯参考
News.co.au "Race commentator Greg Miles completely stuffs up this year’s Caulfield Cup call"
The Courier Mail "Race caller Greg Miles calls winner Mongolian Khan ‘Magnolian’ Khan throughout Caulfield Cup"
Fox Sports "Race caller Greg Miles calls winner Mongolian Khan ‘Magnolian’ Khan throughout Caulfield Cup"


フェイムゲーム陣営、採決に呼び出される


コーフィールドCで、最後方から11頭のごぼう抜きを達成したフェイムゲーム
その追い込みっぷりが評価された同馬は、メルボルンCの前売りで1番人気に推されることになった。

だが、その一方で、同馬の陣営はとある危機を迎えることになった。
それがレース後の採決室への呼び出し。
無謀ともいえる最後方待機策が、意図的な敗戦行為ではないかと採決側に疑われたのだ。

(※補足:ブックメーカーもといベットエクスチェンジでは、いわゆるlay bet(売りベット)というものがある。
 それゆえ、人気馬を飛ばすような騎乗は、真っ先に八百長を疑われたりする。)


レース後、採決側はフェイムゲーム陣営に対して2つの質問をぶつけた。
一つは、メルボルンCの下見のためだけに、レースを口実にコースを回ってきたのではというもの。
もう一つは、どうして早々に進路を外に変えなかったのかというものであった。

一つ目の質問については、フェイムゲームの鞍上パートン騎手が「断じてない」と否定。
メルボルンCの下見ではなく、あくまでもコーフィールドCで勝つための騎乗をしたと主張した。

二つ目の質問については、パートン騎手と宗像調教師の2人が返答した。

まず、パートン騎手のほうは「自分はヘリコプターじゃない」と返答。
そうそう簡単に馬群を捌いて、馬を外に出せるものではないと主張した。

また、パートン騎手は、このようなレースになってしまったのは、
フェイムゲームのレーススタイルと騎乗指示によるものであると説明。
フェイムゲームは、常に後方の位置取りから競馬を進める馬である。
そして、レース前には、できるだけ馬群の間を抜けてくるような指示が出ていた。
そのため、結果的に運悪く進路を失う展開になってしまったと主張したのであった。

さらに、パートン騎手は、進路を見つけてからは最大限の騎乗をしたとも証言。
決して意図的に着順を下げるような騎乗ではなかったと、採決側に対して主張したのであった。

宗像調教師の返答もほぼ同様であった。
同調教師は、レース前にパートン騎手に与えた指示について採決側に説明。
その後、フェイムゲームは馬群の中を通ったほうが、
馬群の外を通るよりもパフォーマンスが良くなるという事情を説明した。



参考レース1:ダイヤモンドS


参考レース2:天皇賞(春)

これらの証言もあり、今回の件でフェイムゲーム陣営に制裁が与えられることはなかった。
ただし、今回のレースで疑いを持ったということを採決側は陣営に対して忠告。
そのうえで、フェイムゲームがメルボルンCにも同様の戦略で挑むことを期待していると、
採決側は陣営に対して伝えたとのこと。
◯参考
The Australian "Fame Game jockey defends run"


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