リアル競馬ネタ

謎の元ペルー馬アヤファスカ、新境地を模索する

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みなさまは、まだ覚えているだろうか・・・。

今年3月にドバイでその真の実力を世界に知らしめた、あの謎のペルー馬のことを。

インターナショナルアイルランドオーナーズクラブ(以下IIOC)と
その募集馬であるアヤファスカのことを!

強敵感

当記事では、もはや大多数の競馬ファンの関心が失せたであろう
謎の馬アヤファスカのその後の戦いを紹介する。

これまでのあらすじ


「投資した競走馬が、必ずGⅠレースに出走できる」
そのうえ、所有馬が「常に高額賞金のみのレースに出走」する。
「日本における現在の競馬界の常識を覆し、
世界の常識を基準にした日本初めての「新しいクラブライフ」を提供する」
と豪語しつつ、
競馬史上もっとも無謀と思われる2つの公約をホームページ上で掲げていたIIOC。

その見えている地雷が盛大に爆発したのは、今年3月のことであった。
(※詳しくは、前回の記事参照)

まったく未知の世界であるペルー競馬で、デビューから破竹の6連勝。
3歳馬ながらにしてペルーの並み居る強豪古馬をなぎ倒し続け、
国際GⅠの出走資格であるレート115を獲得したというアヤファスカ


3勝目 (GⅢ)


5勝目 (GⅡ)


6勝目 (GⅡ)


その謎に包まれしペルー競馬に潜む馬の隠された実力が、
世界から注目を集めるドバイ国際競走の前哨戦で明らかにされたのだ。


ドバイ初戦 最下位


ドバイ2戦目 最下位

「常に高額賞金のみのレースに出走」という無謀な公約をいきなり破ったにもかかわらず、
馬群についていくことすらもできないというアヤファスカの姿。

そして、自慢の国際レイティング115とやらのせいで、
実力以上に無駄に積み上げられていく斤量ハンデという現実。

これらの現実を前にした一部の競馬ファンは、想像以上の笑撃を受けたのであった。


そのうえ、欧州調教馬になったこともあって、
初敗戦後のアヤファスカ成績も判明
初敗戦後は3戦してわずか1勝という成績しか挙げられていないことが発覚し、
一部の競馬ファンが注目していたアヤファスカの謎は解明されたのであった。


7着、初敗戦 
IIOC曰く、体調不良で臨んだ一戦だとのこと


ペルーで連敗 3着


ペルーでの最後の勝利

アヤファスカ、アイルランドで現実を知る


笑撃のドバイ遠征連続最下位事変から、時は立って6か月。
競馬ファンの注目が離れていく中、アヤファスカの戦いはまだ終わりを告げてはいなかった。
新たなホームとなるアイルランドで、アヤファスカは新境地を見つけようともがいていたのだ。

ドバイからアイルランドに戻ったアヤファスカは、
6月に準重賞のSeamus & Rosemary McGrath Memorial Saval Beg Stakesに出走。
そこで、自慢のレート115のせいでトップハンデを背負わされた挙句、
後にGⅠで2着になるKingfisher(キングフィッシャー)に現実を見せつけられた。


アヤファスカの出走レースは4レース目

たとえ、後にGⅠで2着になる馬とはいえ、
元々はオーストラリアのペースメーカーでしかなかったキングフィッシャー


2014年愛ダービー:オーストラリアに調教のごとく千切られるキングフィッシャー

アヤファスカは、その様な馬にトップハンデであったとはいえ完敗。
そのうえ、またしてもダントツの最下位でレースを完走したことにより、
唯一の自慢であった持ちレートも無いも同然の状態になってしまったのである。

もはや、「常に高額賞金のみのレースに出走」どころか、
高額賞金のレースに出走できるかどうかも怪しくなってしまったアヤファスカ
そんな同馬が生き残るためには、
もはや新たな境地を見つける以外の道は残されていなかった。

アヤファスカ、新天地を目指す


新たな活路を見いだせなければ、生き残ることすら難しい。
3連続最下位という現実の前に、ついに追いつめられてしまったアヤファスカ
そんな同馬が目をつけたのは、第3の馬場ことオールウェザーであった。

オールウェザーを撤去してダートに戻してしまったアメリカやドバイとは違い、
欧州競馬ではポリトラック馬場でのレースが細々と繁栄している。
そこでアヤファスカ陣営は、芝でもダートでもないオールウェザーに活路を見出そうとしたのだ。

そして、アヤファスカが実際に出走レースに選んだのが、
Dundalk競馬場で行われるLIGHT UP YOUR NIGHT RACE。
1マイルと2.5ハロン(約2100m)の距離で行われる、オールウェザー馬場のハンデ戦であった。

レースの1着賞金は、これまでの3戦と比べても格安の8023.26ポンド(約147万円)
しかも、今年いまだに3着以内に入れていない馬しか出走できないという条件つきのレース。
そのうえ、これまでとは違い、アヤファスカの斤量ハンデも恵まれているというおまけつきだ。

もはや、IIOCが大々的に掲げた公約に何一つ該当しないようなレースな気がするが、
そんなことはいちいち気にしてはいけない。
四の五の言わずに、確実に勝負になるレースを選ばなければいけない。
そのIIOCのプライドを捨てた姿勢からは、ひしひしと切実さが伝わってくるようであった。

さらに、レースの出走頭数もたったの4頭。
たとえ、いつものように最下位になったとしても、賞金を獲得することができるという状況だ。

つまり、ここでやらなきゃいつやるんだといわんばかりのボーナスステージである。

そんなボーナスレースに、アヤファスカはIIOCのホームページ上にコメントを寄せている
フランシス・ベリー騎手と共に挑んだのであったが・・・フランベリー



見たか、世界よ!
これがアヤファスカだ!

他馬が止まっているかのように見える、
圧倒的なスタートダッシュから楽に先頭を奪取!

そして、そこそこレースの感覚をつかんでからは、
次走につなげるために力をほどほどに抜きながら3着で入線。

そのレースっぷりのすばらしさは、まさに前売りで英ダービー1番人気に推された名馬、
ジョンエフケネディ(※)を彷彿させるものであった。




色々な意味で、アヤファスカの次走が楽しみになったといってもよいであろう・・・。

・・・
・・・・・・
・・・・・・・・・


なお、余談であるが、このレースで容赦なくアヤファスカの勝利を阻んだパット・スマレン騎手は、

スマネン


「IIOCの世界挑戦のお手伝いが出来る事を心から喜んでいます」
とIIOCのホームページ上にコメントを寄せていた一人である。

どうやら、IIOCのお手伝いはできなかったようだが、
IIOCに現実を見せるという重要な役割を果たすことには成功したみたいだ。

注釈


ジョンエフケネディ

通称JFK
馬名が某国の元大統領と同じということもあって検索しにくい。
最近増えているといわれる、検索しにくい馬名シリーズの一頭である。

本馬は、元々2015年英ダービーの前売り1番人気に推されるほどの期待馬。
父はガリレオで、調教師がオブライエン、さらに馬主がクールモアグループという超エリート馬だ。
2歳時には、あのオーストラリアが制した重賞を制するなど、名馬としての片鱗を見せていた。

しかし、3歳になってからのJFKは一転してネタ馬街道まっしぐらに。
年明け初戦で、調教レースとすら言われていた3頭立てレースでいきなり最下位入線。
競馬史上に残る過去最大クラスの1番人気やらかしを披露し、全世界の競馬ファンをずっこけさせた。

その後も、ダンテSで後の英ダービー馬ゴールデンホーンから数十馬身も突き放される。
久々の復帰戦でも、特に成長することなく直線まったく伸びないなど。
期待を盛大に裏切るネタ馬路線を順調に(?)突き進み、
ついには一部の競馬ファンからアイドル的ネタ馬扱いを受けるまでになった。

また、JFKが期待を盛大に裏切り続けた結果、
ブックメーカーは1ケタだった前売りオッズを3ケタに押し上げた挙句、
最後には市場からJFKの馬名を消すという盛大な手のひら返しを実施。
その競馬史上に残る最高の手のひら返しっぷりは、
今後も競馬ファンの間で伝説として語り継がれるであろうとも言われている。

なお、JFKをもし日本の競走馬と馬主で例えるとするならば、
社台グループが生産して所有したスシトレインみたいな存在といったところであろう。


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