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衝撃の結末、インターナショナルS!

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先日、ヨーク競馬場ではインターナショナルステークスが行われた。

インターナショナルSは約2100mの距離で行われるGⅠ競走。
例年8月に4日間行われるイボアフェスティバル開催で、初日に組まれているメインレースである。

今年は、無敗ダービー馬のゴールデンホーン
3歳マイル王のグレンイーグルスが同レースに参戦を表明。
欧州3歳トップクラスの2頭が激突する可能性が高いとして、世界的にも大きな注目を集めた。

だが、この注目のレースは驚愕の結末を迎えることになった・・・。

回避王・グレンイーグルス


英と愛の2000ギニーにセントジェームズパレスとGⅠを3連勝。
3歳になったグレンイーグルスの勢いは止まらなかった。

通算成績9戦7勝。
デビュー戦で負けて以降、降着でしか負けていないという圧倒的な成績で、
グレンイーグルスは欧州3歳のマイル王の名をほしいままにしていた。

だが、マイル王という称号を得ている一方で、この馬は最近新たに不名誉な称号を得ようとしていた。
その称号というのが「回避王」(またはスクラッチ王)。
セントジェームズパレスSを制して以降、グレンイーグルスは驚異のサボり癖を見せていたのだ。

サボリ馬


ちょっとでも湿っていたら走らないという、異様なまでの馬場状態への執着。
そして、そこに定まらない次走予定というダブルパンチ。
これら二つの要素が合わさったグレンイーグルスは、
1ヶ月もたたない間にサセックスSジャックルマロワ賞という二つのGⅠレースを連続で回避したのだ。

そして、インターナショナルSでも、
グレンイーグルスは回避王としての実力を世界中の競馬ファンに再び見せつけた。

インターナショナルS発走当日、
ヨーク競馬場の馬場状態を見たグレンイーグルス陣営は、
3連続目となる華麗な出走回避をいともたやすく行ったのであった。

前日に降った降水量9mmの雨の影響で、
ほんの少しばかりやわらかくなっていたヨーク競馬場の馬場。
それほど悪いコンディションでも無いように思えるが、
いまや世界一の馬場ソムリエと化したグレンイーグルスにとっては、
門前払いともいえる程に悪い馬場状態であったのだ。

かくして、1か月以内という短いスパンで華麗な3連続回避を決めて、
回避王の評価を確たるものとしたグレンイーグルス
その回避実績は、いまやあの偉大なるスクラッチ王ドリームアヘッド(※)にも
匹敵するとまで言われるようになったのであった。


なお、回避王となったグレンイーグルスに触発され、ブックメーカーはとある賭けを開始。
その賭けというのが、「グレンイーグルスが今季ヨーロッパでもう一度走るか否か」だ。

現在のオッズは出走しないが1/3(1.3倍)で、出走するが9/4(3.25倍)。
さすがはスクラッチ王ドリームアヘッドと双璧を為す逸材というだけあって、
「出走しない」が断然な人気を誇っている。

※スクラッチ王ドリームアヘッド
スクラッチ王として海外競馬スレなどで人気の高いネタ馬。通称はアヘさん。
3か国の2000ギニー全てで、
馬場状態を理由にスクラッチ(出走取消)をかますという回避3冠を達成している。
なお、固い馬場を理由に回避を続けてきた同馬であるが、
引退レースではその苦手なはずの馬場状態で完勝するというオチもつけていたりする。


アラビア女王の装飾品となった金の角


さて、回避王グレンイーグルスが当然のごとく回避したことによって、
インターナショナルSはゴールデンホーン1強ムードとなった。

単勝オッズは圧倒的低さの4/9(1.4倍)。
3歳頂上決戦が実現のものとならなくなった以上、
もはや無敗ダービー馬のゴールデンホーンを止めるものはいない。
完全に「Vやねん!」ゴールデンホーン状態となっていたのだ。


Vやねん!ゴルホ


レース動画リンク


だが、「Vやねん!」はやはりフラグだった。

グレンイーグルスがいなければ3歳馬決戦にはならない。
そんな事前の評価をあざ笑うかのように、
レースはアラビアンクイーンゴールデンホーンによる意外な3歳馬決戦になった。

そして、レース自体も単勝オッズ50-1(51倍)の3歳牝馬アラビアンクイーンが制してしまったのであった。

圧倒的人気の無敗馬を単勝オッズ51倍の牝馬が破る。
このサプライズによって、これまでにないほどの注目を集めることになったアラビアンクイーン

そのアラビア女王の前に、話題の金の角はただの装飾品と化してしまったのであった。

おまけ


ちなみに、インターナショナルSは設立年に番狂わせが発生したことでも有名なレースである。

その番狂わせというのが、ブリガディアジェラードの初めてにして唯一の敗戦。
1972年、ベンソン&ヘッジズゴールドカップという名で始めて開催された後のインターナショナルS。
そこで、ヨーロッパ記録である無敗の16連勝を目指したブリガディアジェラードが、
ダービー馬のロベルトに敗れるという波乱が発生しているのである。

そのこともあって、今年のインターナショナルの波乱を報じる海外競馬メディアの記事には、
ブリガディアジェラードの馬名がちょこまかと見られるようになっている。



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~ Comment ~

NoTitle 

これは何がVやねんバージョンも作らなきゃいけないですね(ゲス顔
ほらスタホでも1倍台平気で負けたりするし多少はね?

NoTitle 

馬主のようでそうでない人さんおはようございます。

グレンイーグルス陣営はここまでやわらかい馬場を気にしなくてもいいと思うんですけどね。
パッと見ただけですがそれほど重い馬場を苦にするタイプではないような気もしますが、
こればかりは陣営の判断ですから何とも言えませんね。

ブリガディアジェラードは確かに名馬ですけど、
ロベルトも実際はかなりの名馬なんですよね。
世紀の番狂わせとか、ロベルトをヒール扱いしているケースが多々ありますが、
ブリガディアジェラードは個人的にはマイルがベストの馬だったのではないかと思っているので、
ロベルトに負けたレースは距離適性の差ではないかと今でも思っています。
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