リアル競馬ネタ

競馬界が注目する技、「ポゼッション」!

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※この記事はフィクションです。

 今、競馬界もとい騎手界で注目されている技術がある。
それが今回紹介する「ポゼッション」だ。
今の時期「ポゼッション」と聞けばサッカーのボールポゼッション(支配率)が
頭に浮かぶかもしれないが、それとは全く関係はない技術である。
英語のPossesionには「保有、占拠、所有物」などの意味があるが、
それに加えて「(霊や感情などに)憑りつかれる」という意味がある。
今回とりあげる「ポゼッション」は、その「憑りつかれる」、もとい馬に「憑りつかせる」技術である。

 冒頭では、今注目の技術と書いたが、「ポゼッション」自体はそれほど新しい技術ではないといえる。
むしろ、科学技術が発達する前にあった呪術もそれの一種と考えれば、
技術自体は近代競馬が始まる以前からあったといえるだろう。
では、何故いまさらそのような技術がクローズアップされたのかと不思議に思うであろう。
結論から言うと、先週のマーメイドSのディアデラマドレの勝ち方が、
「ポゼッション」技術に新たな可能性を与える衝撃的なものであったためである。


では、まず上記のマーメイドSの映像をご覧いただきたい。

 3分19秒あたりで民放F局の実況アナウンサーが、一度だけディアデラ"マドレ"のことを
ディアデラ"ノビア"と実況しているのに気が付いたであろうか。
これは一見すると実況ミスに見えるかもしれない。
しかし、実は的確に状況を実況した結果であったのである。

 レース後は、青嶋坂を発見した競馬実況状況分析学の研究者たちも頭を悩ませていた。
競馬実況状況分析学では、鍛え上げられたプロの実況は神のごとき視点持っていると考える。
そのうえで、人々が競馬実況に違和感を覚えた時は、実況の認識のほうが正しくて、
人々の認識のほうが間違っているのだとする理論である。
その数々の怪実況の謎を解き明かしてきた状況分析のエキスパート達でも、
ディアデラ"ノビア"と実況された真意がわからなかったのである。

 実況ミス説が多数を占め始めるなか、研究者たちは状況を打開できないままでいた。
しかし、そんな状況でひとりの研究者が、あることに気が付きひらめいた。
それは、別の研究のためにマーメイドSの前週に行われた鳴尾記念(動画)を見ていた時のことである。
入線後、最下位にいた"トゥザ"グローリーのことを、実況が"トーセン"グローリ―と実況したのである。
「これだ!」と研究員Gはひらめいたという。

 従来の実況分析学の理論では、競走馬が別の馬名で呼ばれるのは、
主に「スイッチ」「イリュージョン」という技術の影響であると考えられていた。
スイッチとは、競走馬と騎手の立場を入れ替える、
または同じ勝負服の競走馬が互いに立場を入れ替えて片方をアシストする技術である。
前者のタイプは、2013年のダービー(動画)でキズナと武豊のコンビと
ロゴタイプとC.デムーロのコンビが見せたものがとして挙げられるであろう。
後者のタイプは、2012年のジャパンカップ(動画)の
「内のほうでなんとルーラーシップか?」の実況でおなじみの現象である。
これは、大きく出遅れて勝つチャンスがなくなったルーラーシップの持続的末脚を、
ジェンティルドンナの最後のひと伸びをアシストするために利用した例である。

 「イリュージョン」は、今年3月29日豊橋特別でアルトゥバン
上位3頭の争いに加わってきた実況(動画)が例として挙げられるだろう。
結果を見てみると、アルトゥバンは11着と大敗。
上位には加わってきていないのである。
しかし、「イリュージョン」の技術を使えば、
あたかもまだ脚を残しているかのような錯覚を見せたり、
鋭く伸びてきているような錯覚を見せたりすることができるのだ。
ただし、これは何らかの要因で馬が勝手に発動させ、騎手が思い通りに操ることはできないとされている。
それゆえ、豊橋特別でも見られるように、結果にそれほど影響がないというのが、
現在の実況分析学では通説になっている。

 そこで再び2014鳴尾記念に目を向けると、
トーセングローリーは既に引退した馬で、当然出走表にも馬名を連ねていない。
すなわち、場内にいないものに変化しているため、スイッチでは説明がつかないのである。
また、イリュージョンにしても、トゥザグローリートーセングローリーは馬名くらいしか共通点がなく、
トゥザグローリーが自発的に発動させたとしてはおかしいものになるのだ。

 そこで、でてくるのが今回の本題「ポゼッション」である。
トゥザグローリーの鞍上クレイグ・ウィリアムズ騎手はオーストラリアを拠点に活躍する騎手である。
そして、オーストラリアといえば、競走馬のレース間隔が比較的短いといわれているのはご存じであろう。
この短いレース間隔に耐えるために、レースによる精神的負担を軽減する必要がある。
そのために利用される技術の一つがこの「ポゼッション」であるのだ。

 研究員Gは鳴尾記念の現象から、現在の阪神競馬場では「ポゼッション」を
行いやすい状況になっているのではないかと推測した。
そのうえで、ディアデラマドレディアデラノビアを藤岡騎手が
意図的に「ポゼッション」させたのではないかと推測した。
そして、それに気が付いた実況が意図的にディアデラノビアと
コールしたのではないかと研究員Gは結論付けたのだ。

 「ポゼッション」において、馬に憑依させる魂は生きている馬のものでも、
亡くなっている馬のものでも構わない。
しかし、この霊や魂は一般的にはランダムに呼び出されるとされる。
現に、鳴尾記念の例では、トゥザグローリーに関係のないトーセングローリーを憑依させてしまっている。
それゆえリスクが高く、勝利を狙う騎乗の際には
まず使われない技術といえるであろう。

 しかし、その勝利のためには役に立たないといわれていた技術を用いて、
鞍上はディアデラマドレを勝利に導いたのだ。
研究者Gの「ポゼッション」説にもとづけば、
ディアデラマドレは勝負所で押し上げるところで「ポゼッション」を利用し、
精神的な負担を見事に緩和しているのである。
すなわち、マーメイドSにて、その常識が打ち破られたといってもいいであろう。
これによって、この技術が再注目されるようになったのだ。

 なお、余談ではあるが、このマーメイドSではディアデラマドレのオーラが母親に似ているために、
実況がディアデラノビアだと認識したという新イリュージョン説も唱えられるようになった。
そのため、決着がついていない議題であるといえる。
しかし、現状では「ポゼッション」説のほうが支持者は多いとされている。


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