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競馬界が、世界が注目する一日!

 ←第81回日本ダービー 雑感 →今年も米三冠の夢潰える!
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 6月8日(日本時間)、それは世界のホースメンの注目を集める日である。
日本では、今年世界最高と名高いジャスタウェイが安田記念に出走し、
イギリスでは全てのダービーの原点である、ザ・ダービー(英ダービー)が発走する・・・。
そして、アメリカではCalifornia Chrome(カリフォルニアクローム)が、
ベルモントSにてAffirmed(アファームド)以来36年ぶりの米3冠に挑むのである。
(※ちなみに36年はアメリカ競馬史上最長の3冠馬不在期間である。)

この日ほど注目を集める日はそうそうないといえるであろう。
この記事では、この注目を集める日のレースについて軽く触れていくことにする。

○安田記念

 安田記念は、1999年以来15年ぶりのフルゲート割れとなった。
これもジャスタウェイの出走の影響だろうか・・・香港から挑戦者を1頭呼べたのは奇跡といえるかもしれない。
ジャスタウェイの恐ろしさは爆発力ではなく、ハイラップを刻み続けることにある。
天皇賞では、ペースを追走しないうえで差し切ったのであるが、
ドバイではペースに付き合ったうえで更にスパートをかけるという成長ぶりを見せている。
よもや、真っ向勝負では世界的にもかなう馬がいないのではないかともいえる存在といえるだろう。
(※特にドバイの公式ラップは変な調整がされていて、ラスト1Fが恐ろしいことになっているため、
  日本での評価よりも世界での評価のほうが過大になっているかもしれない。)

 そんな同馬を倒すには、スローペースの瞬発力勝負に持ち込むのが一番であろう。
そのことから、斤量で優位に立ち、かつ瞬発力に優れたミッキーアイルは絶好の存在であったかもしれない。
しかし、大雨で馬場が重くなった今、奇襲をかけるのが非常に難しくなってしまったともいえる。
実力馬たちが力でねじ伏せる迫力あるレースが楽しめるのではないだろうか。

○英ダービー

 英ダービーの注目はなんといってもウィジャボード産駒のオーストラリアであろう。
2番人気は昨年レーシングポストTを制して、今年2000ギニー8着のキングストンヒルであることからも、
事実上オーストラリア1強とみて良さそうなレースである。
前走2000ギニー(動画)では、ジグザク大蛇行走法を見せたナイトオブサンダーとキングマンに次ぐ3着に敗れており、
キャメロットが目指した英3冠の挑戦権は失ってしまっているオーストラリア。
しかし、2歳から注目され、凱旋門賞オッズでも早々に上位に推されている注目の良血馬であり、
今後も注目すべき存在であるといえるだろう。

 なお、対抗の秘密兵器として期待されていたトゥルーストーリーは前走ダンテSで
2000ギニー10着馬ザグレイギャッツビーに完敗している。
後に、ザグレイギャッツビーは仏ダービー(動画)を圧勝したが、
トゥルーストーリーの前走を無視できるかというと・・・。
秘密兵器とか期待の新生というのがよく微妙な感じになるのは、万国共通なのかもしれない。

○ベルモントS

 そして、6月8日の最大の関心はやはりカリフォルニアクロームの3冠挑戦であろう。
日本では、アッミラーレ産駒のハッピースプリントが新南関東3歳三冠に王手をかけたが、
カリフォルニアクロームの挑戦はそれをさらに大げさにしたものといえばイメージしやすいかもしれない。
父はLucky Pulpit、母はLove the Chaseと全く注目をひかない血統であり、しかもカリフォルニアの生産馬。
それに加えてオーナーも大牧場主ではなくネバダ州の工場ではたらく60歳のおじさんである。
日本でいえば、小さな牧場で生産された見知らない血統の地方競馬所属が、
皐月賞とダービーを制し3冠に大手をかけている夢のような状態とさえいってもいいかもしれない。
ともあれ、そんなカリフォルニアクロームが、ここでも取り上げたことのある
Califor"ina" Chromeの馬名間違いゼッケンセクレタリアトと同じ"枠番2"とともに鬼門ベルモントSに挑む!

 ※ ベルモントSは、米3冠において一番の鬼門とされている。
 まず初めに2400mという距離が希少な存在であるため、ここでしか勝てないような
 スペシャリストが3冠を阻止してしまったり、2冠馬が距離の壁に沈んでしまうことがある。
 更にケンタッキーダービー後、プリークネスステークスを回避して直接ここに向かう馬が、
 2冠馬にとっては大きな壁となって立ちはだかる。
 2冠馬は、5週間のうちに3レースをこなさなければいけない一方、
 挑戦者側はリフレッシュした状態でこのレースを迎えることができるためである。
 今年も、ケンタッキーダービーの2,4,5,11着が直接ここに向かっており、リフレッシュした状態で挑んできている。


○アファームド以降ベルモントSで敗れた夢集

馬名動画リンク・説明
Spectacular Bid1979ベルモントS3着
Alysheba1987ベルモントS4着
Pleasant Colony1981ベルモントS3着
Sunday Silence1989ベルモントS2着 大正義Easy Goer
Silver Charm1997ベルモントS2着
Real Quiet1998ベルモントS2着、大接戦の写真判定
Charismatic1999ベルモントS3着
War Emblem2002ベルモントS8着、スタートで躓く。鞍上はクロームと同じエスピノーザ
Funny Cide2003ベルモントS3着
Smarty Jones2004ベルモントS2着
Big Brown2008競走中止 距離不安はあったが、もはや伝説の負け方
I’ll Have Another2013未出走、レース前日に怪我で引退

参考:waiting, and waiting, for crowning glory (Blood-Horse)

○余談
先日は、シーザスターズ産駒のTaghrooda(タグルーダ)が3戦3勝でオークスを制した。(動画)
これをうけて、同馬の凱旋門賞での評価が4-5番人気に引きあげらることに・・・。
今後は、日本馬にとっての最大のライバルになっていくかもしれない。
しかし、初年度は失敗といわれていたシーザスターズ産駒も、ここ最近になって活躍するようになってきている。
もしかしたら、日本のボから始まる巨大馬もここから覚醒・・・・・・しないかな?w

○余談2
22:40からはセントニコラスアビー追悼競争のコロネーションカップが発走する。
ルーラーオブザワールドが回避して、シリュスデゼーグルが有力視されている状態であるが・・・
果たしてヨーロッパ競馬は、8歳馬に屈してしまうのか!?
注目のレースはニコ生で!

追記 23:02
シリュスデゼーグルがフリントシャーをおさえてGⅠ3連勝を決めました!


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